親の家が空き家になったらまず何をする?放置する前に確認したい7つのこと
親が施設へ入居した。
親が亡くなった。
自宅へ引き取ることになった。
さまざまな事情から、それまで親が暮らしていた家に誰も住まなくなることがあります。
突然、親の家が空き家になると、
「まず何をすればいいの?」
「すぐに売った方がいい?」
「荷物は全部片付けなければいけない?」
と迷う方も多いのではないでしょうか。
しかし、親の家が空き家になったからといって、すぐに売却や家財処分を決める必要はありません。
一方で、誰も住んでいないからといって、何もせずそのままにしておくことにも注意が必要です。
まずは現在の状況を確認し、
「今すぐ確認すること」と「これから家族で決めること」
を分けて考えてみましょう。
この記事では、親の家が空き家になったときに、最初に確認しておきたい7つのことをご説明します。
この記事で分かること
この記事では、
- 親の家が空き家になった直後に確認すること
- 郵便物や公共料金をどうするか
- 火災保険などの確認
- 家や庭の管理について
- 家財をすぐ処分してよいのか
- 相続や不動産の名義について
- 実家を残す・売る・貸すなどを考えるタイミング
についてご説明します。
対応地域について
実家が空き家になり、
「これから何をすればよいのか分からない」
「家財もそのまま残っている」
「売るのか残すのかもまだ決まっていない」
という段階からご相談いただけます。
実家が空き家になると、電気・ガス・水道だけでなく、
家財整理
不動産
相続に関する手続き
建物の管理
など、いくつもの問題が出てきます。
何から始めればよいのか分からない場合には、まず現在の状況を整理するところから始めます。
実家じまい・実家の片付けに関するご相談は、近畿地方または近畿地方周辺に実家がある方を対象としております。
現在お住まいの地域は問いません。
対応地域に実家がある場合は、近畿地方はもちろん、関東・北陸・福岡まで、私が皆様のご指定の場所へ直接お伺いし、無料でお話をお聞かせいただきます。
ご相談のためにお伺いする際の相談料や出張費はいただいておりません。
上記以外の地域にお住まいの方についても、まずはお問い合わせください。場所や状況を確認したうえで、個別に対応を検討いたします。

① まず「なぜ空き家になったのか」を整理する
同じ空き家でも、事情によって今後の進め方は違います。
たとえば、
- 親が施設へ入居した
- 親が入院して戻る予定が分からない
- 親が亡くなった
- 親を自宅へ引き取った
- 親が別の住居へ転居した
などがあります。
特に大きく違うのが、
親が存命なのか、亡くなっているのか
という点です。
親が施設へ入居しただけであれば、実家は基本的に親の財産です。
一方、親が亡くなった場合には、相続について確認する必要があります。
まずは、
「現在、この家はどういう状態なのか」
を整理することから始めましょう。
② 郵便物がどうなっているか確認する
誰も住まなくなった実家でも、郵便物は届き続けます。
郵便受けに郵便物がたまっていると、大切な通知を見落とすことがあります。
また、郵便物が長期間たまっていることで、
「この家には誰も住んでいない」
と外から分かりやすくなることもあります。
定期的に確認できない場合には、郵便物の転送などについても検討しましょう。
ただし、郵便物の種類によっては転送されないものもあります。
重要な契約や行政関係の通知などが届いていないか、最初に確認しておきましょう。
③ 電気・ガス・水道などの契約を確認する
誰も住んでいないからといって、すべての契約をすぐ解約すればよいとは限りません。
今後も定期的に実家へ行って家財整理をするのであれば、電気や水道を使用することがあります。
一方で、誰も使用していない契約を長期間そのままにすると、費用が発生し続けます。
そのため、
「今後、この家をどのくらいの頻度で使うのか」
を考えながら判断します。
電気、ガス、水道だけでなく、
- 固定電話
- インターネット
- 新聞
- 定期購入
- 各種サービス
などについても確認しておきましょう。
④ 火災保険などの契約を確認する
実家が空き家になった場合には、建物にかけられている保険についても確認しておきたいところです。
現在どのような保険に加入しているのか。
契約者は誰なのか。
空き家になったことで契約内容に影響がないのか。
こうした点について、契約している保険会社や代理店へ確認しておきましょう。
「火災保険に入っているから、そのままで大丈夫」
と自己判断せず、実際の利用状況を伝えて確認することが大切です。
⑤ 家と庭を誰が管理するのか決める
人が住まなくなると、家の状態はなかなか分からなくなります。
たとえば、
- 雨漏り
- 害虫
- 雑草
- 庭木の伸び
- 郵便物
- 建物の破損
- 不審者の侵入
などです。
特に庭のある一戸建てでは、雑草や庭木が近隣へ影響することもあります。
そのため、
「誰が、どのくらいの頻度で実家を確認するのか」
を家族で決めておくとよいでしょう。
実家が遠方にある場合には、何度も帰省することが難しいこともあります。
その場合は、すべてをご家族だけで管理するのではなく、必要に応じて現地で対応できるサービスなどを利用する方法もあります。
遠方の実家については、こちらの記事でもご説明しています。
→「遠方の実家じまいはどう進める?何度も帰省できない場合の対処法」
⑥ 家財をすぐに全部処分しない
誰も住まなくなった実家を見ると、
「早く中を空にしなければ」
と思うかもしれません。
しかし、最初からすべての家財を処分する必要はありません。
家の中には、
- 通帳
- 印鑑
- 現金
- 不動産関係の書類
- 保険関係の書類
- 契約書
- 貴金属
- 写真
- アルバム
- 家族が残したいもの
などが残っている可能性があります。
特に親が亡くなっている場合には、相続に関係するものが見つかることもあります。
まず重要なものを確認してから、家財整理を進めましょう。
荷物が多すぎて困っている場合については、こちらの記事で詳しくご説明しています。
→「実家を処分したいけど荷物が多すぎる|大量の家財はどうすればいい?」
⑦ 実家をこれからどうするのか家族で考える
空き家になった直後に、実家の将来をすべて決める必要はありません。
しかし、いつまでも何も決めないままにしておくと、管理だけが続いてしまいます。
実家の今後については、大きく、
残す
売る
貸す
解体する
などの選択肢があります。
どれが正しいというものではありません。
家族の事情、実家の場所、建物の状態、費用などによって判断は変わります。
まだ売るか残すか決められない場合については、こちらの記事でもご説明しています。
親が亡くなって空き家になった場合は相続の確認も必要です
親が亡くなったことで実家が空き家になった場合には、家財整理だけではなく相続についても確認します。
特に、
土地や建物が誰の名義になっているのか
は重要です。
親名義だと思っていたところ、さらに前の世代の名義が残っている場合もあります。
また、兄弟姉妹など相続人が複数いる場合には、一人だけの判断で実家を処分できるとは限りません。
家財整理や売却を急ぐ前に、まず相続関係を確認しましょう。
詳しくはこちらの記事でもご説明しています。
親が施設へ入った場合は「もう戻らない」と決めつけない
親が施設へ入居したことで実家が空き家になった場合には、亡くなった場合とは状況が違います。
家も家財も基本的には親の財産です。
そのため、家族だけで、
「もう住まないだろうから全部処分しよう」
と進めるのではなく、親本人の意向を確認することも大切です。
また、施設への入居が長期になるのか、今後実家へ戻る可能性があるのかによっても対応は変わります。
親が施設へ入った後の実家については、こちらの記事でもご説明しています。
→「親が施設に入った後の実家はどうする?空き家になる前に考えておきたいこと」
空き家になっても、すぐに処分する必要はありません
親の家が空き家になると、
「空き家になったのだから早く売らなければ」
と焦ることがあります。
しかし、すぐに結論を出せない事情があることも当然です。
大切なのは、
「今すぐ売ること」ではなく「何もしない状態にしないこと」
です。
売るか残すか決まっていなくても、
郵便物を確認する。
契約関係を確認する。
家の状態を確認する。
家族で今後について話す。
こうしたことから始めることができます。
ただし、長期間そのまま放置することには注意が必要です
すぐに処分しなくてもよいからといって、何年も何もせず放置してよいということではありません。
建物や庭の管理、固定資産税などの負担は続きます。
また、時間が経つほど家財整理や建物の管理が難しくなることもあります。
空き家になった実家を放置することで起こり得る問題については、こちらの記事で詳しくご説明しています。
よくあるご質問
Q.親の家が空き家になりました。まず何をすればよいですか?
まず、なぜ空き家になったのかを整理し、郵便物、公共料金などの契約、保険、建物の管理状況を確認しましょう。
親が亡くなっている場合には、相続や不動産の名義についても確認が必要です。
Q.すぐに家の中を片付けた方がいいですか?
すべてを急いで処分する必要はありません。
重要書類や貴重品、家族が残したいものなどを確認してから家財整理を進めましょう。
Q.すぐに売却しなければいけませんか?
必ずしもすぐに売却する必要はありません。
ただし、空き家として残す場合には、その間の管理について考える必要があります。
Q.実家が遠方で定期的に確認できません
現地へ行かなければできないことと、自宅から進められることを分けて考えましょう。
必要に応じて現地で対応できる業者などを利用する方法もあります。
Q.何をするべきか家族でも決まっていません
最初から結論を出す必要はありません。
現在の名義や家財、建物の状況などを確認したうえで、残す・売る・貸すなどの選択肢について家族で考えていきましょう。
親の家が空き家になり、何から始めればよいか分からない方へ
親の家が突然空き家になると、
「家財整理から始めるのか」
「相続の手続きが先なのか」
「不動産会社へ相談するのか」
分からないことが次々に出てきます。
実家の問題には、家財整理だけでなく、
相続に関する手続き
不動産
仏壇
お墓
などが関係する場合もあります。
最初からご自身ですべてを整理して、それぞれの専門家や業者を探していただく必要はありません。
「今の状態から何を確認すればよいのか分からない」
という段階からでもご相談いただけます。
現在の状況をお聞きし、必要となる手続きや作業を整理したうえで、必要な専門家や業者との調整も含めて進めてまいります。
近畿地方またはその周辺地域に実家がある方の場合は、全国、直接私がお話をお聞きしに伺います。
まずは、どのようなご相談をお受けしているのか、ホームページをご覧ください。
実家・空き家についてのお問い合わせ
まだ売却や処分を決めていない段階でも構いません。
「親の家が空き家になったけれど、何から始めればよいのか分からない」
というところから、現在の状況をお聞かせください。
お電話でのお問い合わせ
0120-763-571
受付時間:9時~21時(年中無休)

