実家を売る前に片付けは必要?荷物が残ったままでも売却できる?
親が亡くなったり、施設へ入居したりして、誰も住まなくなった実家。
今後住む予定がないため売却を考え始めたものの、家の中には家具や家電、衣類、食器、布団などがそのまま残っている。
そんなとき、
「全部片付けてからでないと、不動産会社には相談できないの?」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
特に長年親が暮らしていた実家では、家一軒分の荷物をすべて片付けるとなると大変です。
しかし、実家を売ることを考えているからといって、最初に家財をすべて処分しなければならないとは限りません。
先に不動産について相談し、その後に家財整理を進める方法もあります。
この記事では、
実家の売却と家財整理はどちらを先に進めればよいのか
という点を中心にご説明します。
この記事で分かること
この記事では、
- 実家を売る前に家財を全部片付ける必要があるのか
- 荷物が残っていても不動産会社へ相談できるのか
- 売却と家財整理のどちらを先に進めるのか
- 先に確認しておきたい重要書類や貴重品
- 家財整理を業者へ依頼する場合の考え方
- 相続した実家を売却するときに確認すること
- 遠方の実家を売却する場合の進め方
についてご説明します。
対応地域について
実家が空き家になり、
「これから何をすればよいのか分からない」
「家財もそのまま残っている」
「売るのか残すのかもまだ決まっていない」
という段階からご相談いただけます。
実家が空き家になると、電気・ガス・水道だけでなく、
家財整理
不動産
相続に関する手続き
建物の管理
など、いくつもの問題が出てきます。
何から始めればよいのか分からない場合には、まず現在の状況を整理するところから始めます。
実家じまい・実家の片付けに関するご相談は、近畿地方または近畿地方周辺に実家がある方を対象としております。
現在お住まいの地域は問いません。
対応地域に実家がある場合は、近畿地方はもちろん、関東・北陸・福岡まで、私が皆様のご指定の場所へ直接お伺いし、無料でお話をお聞かせいただきます。
ご相談のためにお伺いする際の相談料や出張費はいただいておりません。
上記以外の地域にお住まいの方についても、まずはお問い合わせください。場所や状況を確認したうえで、個別に対応を検討いたします。

実家を売る前に家財を全部片付ける必要はある?
実家を売ろうとすると、
家財整理をする
↓
家の中を空にする
↓
不動産会社へ相談する
という順番をイメージするかもしれません。
しかし、必ずこの順番でなければならないわけではありません。
家の中に荷物が残っている状態でも、不動産会社へ相談したり、査定について問い合わせたりすることはできます。
むしろ、
「この家を本当に売却するのか」
という方向性がまだ固まっていないのであれば、家財をすべて処分してしまう前に、不動産について相談しておく方法もあります。
「片付けてから相談しよう」とすると時間がかかることがあります
実家の家財整理は、想像以上に時間がかかることがあります。
家具や家電だけならまだしも、
- 衣類
- 食器
- 布団
- 本
- 書類
- 写真
- アルバム
- 趣味の品
- 思い出の品
などを一つひとつ確認していると、なかなか作業が進みません。
家族だけで週末に片付ける場合には、数か月かかることもあります。
その間、不動産について何も調べていなければ、
「家財整理が終わって、ようやく売却について考え始める」
ことになります。
売却する可能性が高いのであれば、家財整理と不動産の相談を完全に分けず、並行して進めることも考えてみましょう。
まず不動産会社に相談してから家財整理を進めてもよい
荷物が残っているからといって、不動産について何も相談できないわけではありません。
まず、
どのくらいで売却できそうなのか
そのままの建物で売却するのか
修繕などを考えるのか
解体について検討する必要があるのか
などを確認します。
そのうえで、家財をどうするのか考えても遅くありません。
つまり、
「家財整理が全部終わらなければ次へ進めない」
と考える必要はないということです。
ただし、売却前に確認しておきたいものがあります
家財整理を急ぐ必要はありませんが、売却を進める前に家の中を一度確認しておきましょう。
特に、
- 不動産関係の書類
- 権利関係の書類
- 固定資産税関係の書類
- 通帳
- 印鑑
- 保険関係の書類
- 契約書
- 現金
- 貴金属
- 遺言書
- 写真やアルバム
- 家族が残したいもの
などです。
長年暮らしていた実家では、
「何がどこにあるのか家族も知らない」
ということも珍しくありません。
家財整理業者へ一括して依頼する場合でも、重要なものについては、できるだけ事前に確認しておくと安心です。
荷物が多すぎる場合はどうする?
実家によっては、
「確認したくても、物が多すぎて手を付けられない」
ということもあります。
その場合、すべてをご家族だけで片付ける必要はありません。
まず、
家族で確認するもの
残しておくもの
業者へ依頼するもの
を分けて考えます。
大量の家財が残っている実家の整理については、こちらの記事で詳しくご説明しています。
→「実家を処分したいけど荷物が多すぎる|大量の家財はどうすればいい?」
家財整理業者を先に呼ぶべき?
これも状況によって異なります。
すでに、
「この実家は売却する」
と家族の方針が決まっており、必要なものの確認も済んでいるのであれば、家財整理を進めてもよいでしょう。
一方で、
売るか残すかまだ決まっていない
のであれば、家財をすべて処分する前に家族で方向性を確認することをおすすめします。
特に、兄弟姉妹など複数の家族が関係している場合には、
「あの家具は残してほしかった」
「写真を確認したかった」
など、後から意見が出ることもあります。
処分してしまったものは元に戻せません。
急ぐ必要がないのであれば、先に家族の意向を確認しましょう。
売るか残すか決まっていないなら、先に方向性を考える
親が亡くなったからといって、必ず実家を売らなければならないわけではありません。
また、空き家になったからといって、すぐに処分する必要があるとも限りません。
実家については、
売る
残す
貸す
家族が住む
など、いくつかの選択肢があります。
まだ家族の中で方向性が決まっていない場合には、家財整理だけを先に進めるのではなく、実家そのものをどうするのかについて話し合ってみましょう。
詳しくはこちらの記事でもご説明しています。
親が亡くなった実家なら、相続と名義も確認する
親が亡くなったことで実家を売却する場合には、不動産の名義についても確認する必要があります。
まず、
現在の土地・建物の所有者が誰なのか
を確認します。
親の名義だと思っていても、実際には祖父母など以前の世代の名義が残っている場合もあります。
また、相続人が複数いる場合には、
「自分は売りたいから売る」
と一人だけで決められるとは限りません。
家財整理や不動産会社探しだけでなく、相続関係についても早めに確認しておきましょう。
不動産会社へ相談する前に家をきれいにする必要はある?
「査定してもらうのだから、少しでもきれいにしておかなければ」
と思うかもしれません。
もちろん、簡単に整理できるのであれば片付けても構いません。
しかし、不動産会社へ最初に相談するためだけに、何週間、何か月もかけて家一軒を完全に片付ける必要はありません。
まず現在の状態を見てもらい、
売却する場合に何が必要なのか
を確認してから動く方法もあります。
家財が残ったまま売却できる場合もあります
売却方法や買主との条件によっては、家財が残った状態で取引について相談できる場合もあります。
ただし、
「荷物が残っていても必ずそのまま売れる」
という意味ではありません。
最終的に誰が家財を撤去するのか、撤去費用をどうするのかなどは、売却条件によって変わります。
そのため、
「片付けなくても大丈夫だろう」
と自己判断するのではなく、不動産会社へ現在の状況を伝えて確認しましょう。
遠方の実家なら、なおさら順番が重要です
実家が遠方にある場合、
片付けのためだけに何度も帰省する
というのは大きな負担になります。
交通費もかかりますし、仕事や家庭の都合で何度も現地へ行けない方もいらっしゃいます。
そのような場合には、
現地でなければできないこと
自宅からでも進められること
業者へ任せられること
を分けて考えることが重要です。
遠方の実家についてはこちらの記事でもご説明しています。
→「遠方の実家じまいはどう進める?何度も帰省できない場合の対処法」
売却を急ぐより「全体の順番」を決める
実家を売ると決めると、
「早く片付けなければ」
「早く不動産会社を決めなければ」
と、それぞれの作業を急いでしまうことがあります。
しかし実際には、
相続
家族の意向
家財整理
不動産
などが関係しています。
そのため、最初に全体を整理して、
何を先にするのか
何を同時に進められるのか
を決めた方が、結果として進めやすくなることがあります。
実家の売却までにはどのくらい時間がかかる?
実家を処分するまでの期間は、家財整理だけでは決まりません。
相続の状況、不動産の状態、家族の話し合いなどによっても変わります。
「片付ければすぐ終わる」と考えていたところ、別の問題が見つかり、時間がかかることもあります。
実家を処分するまでの期間については、こちらの記事で詳しくご説明しています。
よくあるご質問
Q.荷物が残ったままでも不動産会社へ相談できますか?
はい。家財が残っている状態でも、不動産について相談することはできます。
家財整理をすべて終えるまで不動産の相談を待つ必要はありません。
Q.査定の前に家を全部片付ける必要がありますか?
必ずしも家の中を完全に空にしてからでなければ査定について相談できないわけではありません。
現在の状態を伝えたうえで、不動産会社へ確認してください。
Q.家財整理と不動産会社への相談はどちらが先ですか?
状況によって異なりますが、売却を考えているのであれば、家財整理と不動産の相談を並行して進める方法があります。
特に大量の家財がある場合には、すべての片付けが終わるまで待たなくてもよいでしょう。
Q.親が亡くなった実家をすぐ売却できますか?
相続や不動産の名義について確認する必要があります。
相続人が複数いる場合などは、家族の話し合いも必要になることがあります。
Q.実家が遠方で、片付けに何度も行けません
ご家族でなければ確認できないものを整理したうえで、家財整理などを現地の業者へ依頼する方法もあります。
すべての作業のために何度も帰省する必要があるとは限りません。
実家を売りたいけれど、何から始めればよいか分からない方へ
実家の売却を考え始めると、
「まず家財整理をするのか」
「不動産会社へ相談するのか」
「相続の手続きが先なのか」
分からなくなることがあります。
実家の処分は、不動産だけの問題ではありません。
家財整理、相続に関する手続き、仏壇、お墓など、いくつもの問題が同時に関係することがあります。
そのため、
「不動産会社に相談する前に、まず全体を整理したい」
という段階からでもご相談いただけます。
現在の状況をお聞きし、必要となる手続きや作業を整理したうえで、必要な専門家や業者との調整も含めて進めてまいります。
近畿地方またはその周辺地域に実家がある方の場合は、全国に直接私久保がお話をお聞きしに伺います。
まずは、どのようなご相談をお受けしているのか、ホームページをご覧ください。
実家の売却・家財整理についてのお問い合わせ
まだ不動産会社を決めていない方や、売却するかどうか迷っている段階でも構いません。
「今の状態から、何を先にすればよいのか分からない」
というところから、現在の状況をお聞かせください。
お電話でのお問い合わせ
0120-763-571
受付時間:9時~21時(年中無休)

