実家じまいは自分でできる?業者に頼むこと・自分でできること
実家じまいを考え始めたとき、
「できるだけ自分たちでやった方がいいのかな?」
「どこから業者に頼めばいいの?」
と迷われる方もいらっしゃると思います。
実家じまいでは、家の片付けだけでなく、家財整理、不動産、相続に関する手続き、仏壇、お墓など、さまざまなことが関係する場合があります。
しかし、そのすべてを専門家や業者へ依頼しなければならないわけではありません。
反対に、
「費用を抑えたいから全部自分でやろう」
とすると、思っていた以上に時間や手間がかかることもあります。
大切なのは、
自分たちでできることと、専門家や業者に任せることを分けて考えることです。
この記事では、実家じまいで自分たちで進めやすいこと、専門家や業者へ相談できることについてご説明します。
この記事で分かること
この記事では、
- 実家じまいは自分でできるのか
- 自分や家族で進めやすいこと
- 専門家や業者へ依頼できること
- 家財整理を自分でする場合の考え方
- 遠方の実家を整理する場合の考え方
- どこまで自分でやるかを決める方法
についてご説明します。
「全部自分でやる」「全部業者へ任せる」
という二択ではありません。
ご自身やご家族の状況に合わせて考えてみましょう。

対応地域について
実家が空き家になり、
「これから何をすればよいのか分からない」
「家財もそのまま残っている」
「売るのか残すのかもまだ決まっていない」
という段階からご相談いただけます。
実家が空き家になると、電気・ガス・水道だけでなく、
家財整理
不動産
相続に関する手続き
建物の管理
など、いくつもの問題が出てきます。
何から始めればよいのか分からない場合には、まず現在の状況を整理するところから始めます。
実家じまい・実家の片付けに関するご相談は、近畿地方または近畿地方周辺に実家がある方を対象としております。
現在お住まいの地域は問いません。
対応地域に実家がある場合は、近畿地方はもちろん、関東・北陸・福岡まで、私が皆様のご指定の場所へ直接お伺いし、無料でお話をお聞かせいただきます。
ご相談のためにお伺いする際の相談料や出張費はいただいておりません。
上記以外の地域にお住まいの方についても、まずはお問い合わせください。場所や状況を確認したうえで、個別に対応を検討いたします。
実家じまいは自分でもできます
実家じまいという名前の特別な手続きがあるわけではありません。
実際には、
- 家族との話し合い
- 家の中の確認
- 家財整理
- 相続に関する手続き
- 不動産についての検討
- 仏壇やお墓についての確認
など、必要なことを一つずつ進めていくことになります。
そのため、ご自身やご家族でできることもたくさんあります。
時間に余裕があり、実家が近く、ご家族で協力できるのであれば、自分たちで進められる部分も多いでしょう。
一方で、実家が遠方にあったり、大量の家財が残っていたり、相続や不動産の問題があったりすると、自分たちだけでは負担が大きくなることがあります。
そこで、
「何でも自分でやる」
ではなく、
「自分でできるところは自分で。難しいところだけ頼む」
と考える方法があります。
1.家族で今後について話し合う
これは、できればご家族で行っておきたいことです。
まず、
実家を今後どうしたいのか
を確認します。
たとえば、
- 誰かが住む
- しばらく残しておく
- 売却する
- 賃貸などで活用する
- 解体する
などの選択肢があります。
専門家や業者へ相談する前にすべてを決める必要はありませんが、家族それぞれがどのように考えているのかは確認しておくとよいでしょう。
家族の意見が合わない場合については、こちらの記事でもご説明しています。
→「実家じまいで兄弟・家族の意見が合わないときはどうする?」
2.貴重品や大切な物を確認する
家の中に何が残っているのかを確認することも、ご家族でできることの一つです。
特に、
- 通帳
- 印鑑
- 不動産関係の書類
- 保険関係の書類
- 契約書
- 貴金属
- 写真
- アルバム
- 手紙
- 思い出の品
などは、家財を大量に処分する前に確認しておきましょう。
家財整理業者へ依頼する場合でも、
「これは絶対に残してほしい」
という物があれば、事前に分けておいた方が安心です。
また、ご自身では不要だと思っていても、ほかの家族にとって大切な物である可能性があります。
3.少量の家財なら自分たちで片付ける方法もあります
家財がそれほど多くなく、実家へ通うことができるのであれば、自分たちで少しずつ整理することもできます。
衣類、本、食器、小物などを、
残す物
処分する物
判断を保留する物
に分けていきます。
自治体のルールに従って処分できる物であれば、ご自身で処分することで費用を抑えられる場合もあります。
ただし、実家一軒分となると、想像以上の量になることがあります。
最初は、
「週末に何回か通えば終わるだろう」
と思っていても、なかなか終わらないこともあります。
家財が多い場合の進め方については、こちらの記事でもご説明しています。
4.大量の家財整理は業者へ依頼する方法もあります
家具、家電、衣類、食器、本、布団などが大量に残っている場合には、家財整理や遺品整理を行う業者へ依頼する方法があります。
特に、
- 一軒分の家財がほぼそのまま残っている
- 大型家具が多い
- 2階から荷物を運び出す必要がある
- 短期間で家を空ける必要がある
- 家族が高齢で作業が難しい
- 遠方で何度も通えない
という場合には、業者へ依頼することで負担を減らせることがあります。
もちろん、すべてを任せる必要はありません。
たとえば、
写真や思い出の品だけ自分たちで整理する
↓
残った大量の家財を業者へ依頼する
という方法もあります。
5.不動産については専門家へ相談する
実家を売却したり、活用したりする場合には、不動産会社などへ相談することになります。
ここで注意したいのは、
「家財を全部片付けてからでないと相談できない」
とは限らないことです。
実家を売るか残すか迷っている段階でも、相談することはできます。
不動産の状況や売却する場合の見通しなどを確認してから、
「家財をどうするか」
「修繕するのか」
「そのまま売却するのか」
などを考える方法もあります。
先に大量の費用をかけて家財整理や修繕をしてしまう前に、今後の方向性を確認しておくことも大切です。
6.相続に関する手続きは内容によって専門家へ
親が亡くなった後の実家じまいでは、相続に関する手続きが必要になる場合があります。
たとえば、
- 相続人の確認
- 戸籍の収集
- 遺産分割
- 不動産の相続登記
- 相続税
などです。
ご自身で進められる手続きもありますが、相続人が多い場合や、権利関係が複雑な場合などには専門家へ相談する方法があります。
また、手続きによって相談先となる専門家も異なります。
分からないまま進めるより、
「自分の場合は何が必要なのか」
を先に確認してから、自分で行うか依頼するかを考えてもよいでしょう。
7.仏壇は家族で今後を考える
実家に仏壇がある場合には、
「誰が引き継ぐのか」
を家族で考えます。
今後も家族が引き継ぐのであれば、新しい住まいへ移すこともできます。
一方で、引き継ぐ人がいない場合には、仏壇じまいについて考えることもあります。
仏壇については宗派やご家庭によって考え方も異なりますので、必要に応じてお付き合いのある寺院や専門業者へ確認するとよいでしょう。
8.お墓も今後の管理について確認する
実家じまいをするからといって、必ず墓じまいをしなければならないわけではありません。
実家とお墓は別の問題です。
ただし、実家を売却して地元へ帰る機会が少なくなる場合には、
「これから誰がお墓を管理するのか」
について一度考えておくとよいでしょう。
今後もお参りや管理を続けられるのであれば、そのまま残すこともできます。
一方、将来的に管理する人がいない場合には、墓じまいについて検討することもあります。
まずはご家族で今後について確認するところから始めましょう。
9.遠方の実家は「自分でできるか」だけで考えない
実家が遠方にある場合、
「作業そのものは自分でできる」
という場合でも、別の問題があります。
それが、
移動時間と交通費です。
たとえば実家へ行くために片道数時間かかるのであれば、片付けのために何度も帰省するだけでも大きな負担になります。
その場合には、
現地でなければできないことだけ業者へ依頼する
という方法もあります。
遠方の実家じまいについては、こちらの記事でも詳しくご説明しています。
→「遠方の実家じまいはどう進める?何度も帰省できない場合の対処法」
10.費用だけでなく「時間」と「負担」も比べる
業者へ依頼するか迷ったとき、どうしても費用に目が向きます。
もちろん費用は重要です。
しかし、自分たちで行う場合にも、
- 何度も実家へ行く交通費
- 車両を用意する費用
- 処分に必要な費用
- 作業にかかる日数
- 仕事を休む必要
- 家族の身体的な負担
などがあります。
そのため、
業者へ依頼した場合の費用
だけを見るのではなく、
自分たちで行った場合に必要となる時間・費用・負担
も含めて比較してみるとよいでしょう。
実家じまいで考えられる費用については、こちらの記事でもご説明しています。
「全部自分で」「全部お任せ」の二択ではありません
実家じまいでは、
全部自分たちでやる
または、
全部業者へ任せる
のどちらかを選ぶ必要はありません。
たとえば、
家族との話し合い
→ 自分たちで行う
写真や思い出の品の整理
→ 自分たちで行う
大量の家財整理
→ 業者へ依頼する
相続に関する手続き
→ 必要な部分だけ専門家へ相談する
不動産
→ 不動産会社へ相談する
というように分けることができます。
反対に、
「それぞれの業者を自分で探して、何社とも打ち合わせすること自体が大変」
という場合もあるでしょう。
そのような場合には、実家じまい全体について相談し、必要な専門家や業者との調整をまとめて依頼する方法もあります。
ご自身やご家族の状況に合わせて、無理のない進め方を選ぶことが大切です。
実家じまいを自分でする場合によくあるご質問
Q.実家じまいは業者に頼まなくてもできますか?
はい。ご自身やご家族で進められることもたくさんあります。
家族との話し合いや、大切な物の確認、少量の家財整理などは自分たちで行うこともできます。
難しい部分だけ専門家や業者へ依頼する方法もあります。
Q.家財整理だけ業者へ頼むことはできますか?
家財整理を行う業者では、家財整理だけを依頼できる場合があります。
写真や思い出の品などを先にご家族で確認し、残った家財について業者へ依頼する方法もあります。
Q.できるだけ費用を抑えたいです。
自分たちでできる作業を行うことで、費用を抑えられる場合があります。
ただし、遠方への交通費や作業に必要な時間なども含めて考えることをおすすめします。
Q.どの業者へ何を頼めばよいのか分かりません。
実家じまいでは、家財整理、不動産、相続に関する手続き、仏壇、お墓など、それぞれ相談先が異なることがあります。
まず現在どのような問題があるのかを整理し、そのうえで必要な相談先を決めていく方法があります。
Q.全部まとめて相談することもできますか?
実家じまい全体について現在の状況をお聞きし、必要となることを整理するところからご相談いただけます。
ご自身でできることまで無理に依頼していただく必要はありません。
「ここは自分でやる」「ここから先は任せたい」
というご相談でも構いません。
どこまで自分でやればよいのか分からない方へ
実家じまいを始めようとして、
「できるだけ自分でやりたい」
「家財整理だけお願いしたい」
「実家が遠いので現地のことだけ任せたい」
「相続・片付け・不動産まで、誰に何を頼めばよいのか分からない」
という方もいらっしゃると思います。
実家じまいは、すべてをご自身で行う必要も、最初からすべてを業者へ依頼する必要もありません。
まず現在の状況を整理して、
自分たちでできること
と
専門家や業者へ任せた方がよいこと
を分けるところから始めても構いません。
また、
「複数の業者や専門家とそれぞれやり取りすること自体が大変」
という場合には、必要な専門家や業者との調整を含めてご相談いただくこともできます。
まだ具体的に何を依頼するのか決まっていない段階でも構いません。
まずは現在の実家の状況をお聞かせください。
対応地域:近畿地方またはその周辺
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