実家じまいにはどんな費用がかかる?主な費用と考えておきたいポイント
「実家じまいをしたいけれど、いくらくらいかかるのだろう?」
実家じまいを考え始めたとき、多くの方が気になるのが費用ではないでしょうか。
ただし、実家じまいにかかる費用は、すべてのご家庭で同じではありません。
家の中にどれくらい荷物が残っているのか、家を売却するのか残すのか、建物を解体するのか、相続の手続きが必要なのかなどによって、必要になる費用は大きく変わります。
また、実家じまいというと「家の片付け」だけをイメージされることがありますが、実際にはさまざまなことが関係します。
この記事では、実家じまいをするときにどのような費用が考えられるのか、一つずつご説明します。
この記事で分かること
この記事では、
・実家じまいで発生する主な費用
・家財整理や遺品整理にかかる費用
・不動産を売却するときに考えておきたい費用
・建物を解体する場合の費用
・相続や名義変更などの手続きにかかる費用
・仏壇やお墓を整理する場合の費用
・実家を残す場合にかかる費用
・実家じまいを始める前に確認しておきたいこと
についてご説明します。

対応地域について
実家の終活総合事務所では、近畿地方またはその周辺地域の実家じまいに対応しております。
実家じまいでは、家財整理や遺品整理だけでなく、不動産、相続に関する手続き、仏壇やお墓など、複数の問題が同時に出てくることがあります。
「何から始めればよいのか分からない」
「実家が遠方にあり、何度も現地へ行くことが難しい」
「どこに何を相談すればよいのか分からない」
という段階からでもご相談いただけます。
実家じまい・実家の片付けに関するご相談は、近畿地方または近畿地方周辺に実家がある方を対象としております。
現在お住まいの地域は問いません。
対応地域に実家がある場合は、近畿地方はもちろん、関東・北陸・福岡まで、私が皆様のご指定の場所へ直接お伺いし、無料でお話をお聞かせいただきます。
ご相談のためにお伺いする際の相談料や出張費はいただいておりません。
上記以外の地域にお住まいの方についても、まずはお問い合わせください。場所や状況を確認したうえで、個別に対応を検討いたします。
実家じまいの費用は一つではありません
「実家じまいはいくらかかりますか?」
と聞かれても、簡単に一律の金額をお答えすることはできません。
なぜなら、実家じまいにはいくつもの作業や手続きがあり、ご家庭によって必要なものが違うからです。
例えば、
「家財を処分して実家を売却する」
という方もいれば、
「相続手続きをしたうえで、しばらく実家を残しておく」
という方もいます。
さらに、
「家の片付けと一緒に仏壇やお墓も整理したい」
という場合もあります。
まずは「実家じまいにはどんな費用があるのか」を知ったうえで、ご自身の場合に必要なものを整理していくことが大切です。
1.家財整理・不用品処分の費用
実家じまいで大きな作業になりやすいのが、家の中に残された家財の整理です。
長年暮らしていた実家には、
・家具
・家電
・衣類
・食器
・布団
・本や書類
・日用品
・思い出の品
など、想像以上に多くの物が残っていることがあります。
ご家族だけで整理できれば処分費用を抑えることもできますが、物量が多い場合や実家が遠方にある場合には、専門業者への依頼を検討することになります。
費用は家の広さだけでなく、荷物の量、搬出条件、作業人数などによって変わります。
そのため、「一軒家だからいくら」という考え方ではなく、実際の状況を確認したうえで見積もりを取ることが大切です。
2.遺品整理を依頼する場合の費用
ご両親などがお亡くなりになった後の実家じまいでは、単なる不用品処分ではなく、遺品整理が必要になることがあります。
残すもの、処分するもの、ご親族へ渡すものなどを分けながら整理していきます。
特に、
「何を残せばよいのか分からない」
「遠方なので何度も実家へ行けない」
「家の中に大量の荷物が残っている」
という場合には、専門業者へ依頼する方法もあります。
業者によって作業内容や料金体系が異なりますので、見積書の金額だけではなく、どこまで作業してもらえるのかを確認することが重要です。
3.不動産を売却する場合の費用
実家を売却する場合には、売却代金が入ってくる一方で、さまざまな費用が発生することがあります。
代表的なものとして、
・不動産会社への仲介手数料
・登記関係の費用
・測量が必要な場合の費用
・残置物の撤去費用
・必要に応じた修繕費用
などがあります。
また、売却によって利益が生じた場合には税金が関係することもあります。
「いくらで売れるのか」だけを見るのではなく、売却するために必要な費用も含めて考えることが大切です。
4.建物を解体する場合の費用
古い実家の場合、
「建物を残したまま売るのか」
「解体して土地として売るのか」
という問題が出てくることがあります。
解体費用は、建物の構造や大きさだけで決まるものではありません。
道路の状況、重機が入れるかどうか、家財が残っているか、ブロック塀や庭木などの撤去が必要かといった条件によっても変わります。
そのため、解体を考える場合には、実際の建物を確認してもらったうえで見積もりを取ることをおすすめします。
また、売却を予定しているからといって、先に建物を解体した方がよいとは限りません。
不動産会社などにも相談したうえで、建物を残した状態で売るのか、解体するのかを判断した方がよい場合があります。
5.相続や名義変更などの手続きにかかる費用
親御様名義の実家を処分する場合、相続に関する手続きが必要になることがあります。
例えば、不動産の名義が亡くなった方のままであれば、相続登記が必要になる場合があります。
また、ご家庭によっては、
・戸籍などの書類取得
・遺産分割協議
・相続登記
・相続税に関する確認
などが必要になることもあります。
相続人が多い場合や、長期間名義変更されていない不動産では、確認しなければならないことが増える場合があります。
実家を売却することだけを先に考えるのではなく、現在の所有者や相続関係を確認しておくことも実家じまいの大切な準備です。
6.仏壇や神棚などを整理する費用
実家には仏壇や神棚が残っていることもあります。
家具などと同じように処分してよいのか分からず、最後まで残ってしまうケースもあります。
仏壇については、ご家族のお考えや宗派、お付き合いのある寺院などによって対応が異なります。
新しい住まいへ移すのか、小さな仏壇へ替えるのか、供養をしたうえで処分するのかなど、まず今後どうするのかを決める必要があります。
その内容によって、寺院へのお布施や仏壇の運搬・処分などの費用が必要になる場合があります。
7.お墓をどうするのかも考える
実家じまいをきっかけに、お墓について考え始める方もいらっしゃいます。
実家がなくなり、家族も遠方で暮らしている場合、
「今後、誰がお墓を管理するのか」
という問題が出てくることがあるためです。
墓じまいを行う場合には、
・墓石の撤去工事
・改葬に必要な手続き
・お寺や墓地管理者とのやり取り
・新しい納骨先
・納骨費用
・現地への交通費
などが必要になる場合があります。
ただし、実家じまいをするからといって、必ず墓じまいをしなければならないわけではありません。
お墓については、ご家族で今後の管理をどうするのかを考えたうえで判断することが大切です。
8.実家を残す場合にも費用はかかります
「まだ売るかどうか決められないので、とりあえず残しておこう」
という選択もあります。
もちろん、それも一つの方法です。
ただし、実家を残している間にも、
・固定資産税
・火災保険など
・電気や水道などの費用
・庭木の手入れ
・建物の修繕
・定期的な換気や清掃
などが必要になることがあります。
遠方に住んでいる場合には、実家へ行くための交通費や時間も必要です。
「売らなければ費用がかからない」というわけではないことも知っておきましょう。
実家じまいは「総額」より先に必要なことを整理する
実家じまいについて調べていると、
「実家じまいの費用〇〇万円」
といった情報を目にすることがあります。
しかし、実際にはご家庭によって状況が大きく違います。
家財整理だけで済む方と、相続手続き、不動産売却、建物解体、仏壇、お墓まで整理する方では、当然必要になる費用は違います。
ですから、最初から総額を出そうとするよりも、
「我が家の場合は何をしなければならないのか」
を一つずつ整理する方が現実的です。
そして、それぞれについて見積もりや必要な費用を確認していけば、実家じまい全体でどのくらいの費用が必要になるのかも見えてきます。
必要のないことまで一度に行う必要はありません。
まだ実家を売るか残すか決まっていなくても大丈夫です
実家じまいを考え始めたからといって、すぐに家を売却すると決める必要はありません。
売る。
残す。
家族が住む。
しばらく考える。
さまざまな選択肢があります。
まず現在の状況を確認し、必要な費用や手続きを整理してから、ご家族で判断しても遅くありません。
実家じまいは「処分すること」から始めるのではなく、「状況を整理すること」から始める。
そのくらいの気持ちで考えていただければと思います。
よくあるご質問
Q.実家じまいには、だいたいいくらかかりますか?
実家の広さや家財の量、売却・解体の有無、相続手続きが必要かどうかなどによって大きく異なります。
一律に「〇万円」と考えるより、まず必要な作業を整理したうえで、それぞれの費用を確認することをおすすめします。
Q.まだ実家を売るか残すか決めていません。それでも相談できますか?
はい。
売却することを決めてからでなくても構いません。
現在の状況を整理し、売却した場合と残した場合に何が必要になるのかを確認してから判断する方法もあります。
Q.実家の荷物が大量に残っています。
家財整理や遺品整理を専門業者へ依頼する方法があります。
ただし、処分する前に、重要書類や貴重品、思い出の品などが混ざっていないか確認することも大切です。
Q.実家じまいと墓じまいは一緒にした方がいいですか?
必ず一緒にする必要はありません。
ただ、実家を手放すことで今後お墓を管理する人がいなくなる場合などは、この機会にご家族でお墓について話し合っておくことをおすすめします。
Q.遠方の実家でも相談できますか?
はい。
近畿地方またはその周辺地域の実家じまいについて対応しております。
実家が遠方にある場合でも、現在の状況や必要な手続きなどを確認したうえで、どのように進めればよいのかを一緒に整理していきます。
実家じまいについてお困りの方へ
実家じまいは、家を片付ければ終わりというものではありません。
家財、不動産、相続、仏壇、お墓など、ご家庭によって考えなければならないことはさまざまです。
だからこそ、最初からすべてを決めようとしなくても大丈夫です。
「何から始めればいいのか分からない」
「売るか残すかもまだ決まっていない」
「どれくらい費用がかかるのか知りたい」
そのような段階からでもご相談いただけます。
実家の終活総合事務所では、現在の状況をお聞きしたうえで、何が必要なのかを一つずつ整理し、必要に応じて各分野の専門家や業者と連携しながら実家じまいを進めていきます。
まずはお気軽にご相談ください。
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