空き家になった実家の庭はどうする?草刈り・庭木の管理と放置するリスク
親が亡くなったり施設へ入ったりして、実家に誰も住まなくなった。
家の中の片付けや相続、不動産のことを考えているうちに、意外と後回しになりやすいのが庭の管理です。
しかし、家の中と違って、庭の雑草や庭木は待ってくれません。
特に春から夏にかけては、
「少し前に草刈りをしたのに、もう伸びている」
ということもあります。
庭木の枝が道路や隣家にはみ出したり、落ち葉や害虫などで近隣へ迷惑をかけたりすることも考えられます。
実家が遠方にあれば、草刈りのためだけに何度も帰省することも大きな負担になります。
この記事では、空き家になった実家の庭をどのように管理すればよいのか、雑草や庭木を放置することで考えられる問題、遠方で自分では管理できない場合の方法についてご説明します。
この記事で分かること
この記事では、
- 空き家の庭を放置するとどうなるのか
- 雑草はどの程度管理すればよいのか
- 庭木が隣家や道路にはみ出した場合
- 落ち葉や害虫など近隣への影響
- 遠方の実家の庭を管理する方法
- 草刈りを頼める業者
- 庭木の剪定や伐採を頼む場合
- 実家を売る予定なら庭をどこまで整理するのか
- 解体予定の実家でも庭を管理した方がよい理由
についてご説明します。

対応地域について
空き家になった実家について、
「庭が荒れてきている」
「遠方なので草刈りのためだけに何度も帰れない」
「家も庭も含めて、これからどうすればよいのか分からない」
という段階からご相談いただけます。
実家を残している間は、建物だけでなく庭の管理も必要になります。
そして、
家財整理
不動産
相続に関する手続き
建物の管理
売却や解体
なども含めて、実家全体の今後を考える必要が出てくる場合があります。
実家じまい・実家の片付けに関するご相談は、近畿地方または近畿地方周辺に実家がある方を対象としております。
現在お住まいの地域は問いません。
対応地域に実家がある場合は、近畿地方はもちろん、関東・北陸・福岡まで、私が皆様のご指定の場所へ直接お伺いし、無料でお話をお聞かせいただきます。
ご相談のためにお伺いする際の相談料や出張費はいただいておりません。
上記以外の地域にお住まいの方についても、まずはお問い合わせください。場所や状況を確認したうえで、個別に対応を検討いたします。
空き家の庭は思っている以上に早く荒れる
親が住んでいた頃は、
草を抜く
庭木を剪定する
落ち葉を掃除する
など、少しずつ手入れされていたかもしれません。
誰も住まなくなると、それらがすべて止まります。
数か月ぶりに実家へ行ってみると、
玄関まで雑草が伸びている
庭木の枝が大きく伸びている
落ち葉が大量にたまっている
ということもあります。
特に雑草は季節によって成長の速さが大きく違います。
「年に1回行けば大丈夫」と一律に考えるのではなく、庭の広さや植物の種類、季節などによって管理する必要があります。
雑草を放置すると見た目だけの問題ではない
雑草が伸びると、
「家がみすぼらしく見える」
というだけではありません。
背の高い雑草によって家の中や道路から庭が見えにくくなることがあります。
また、虫などが発生しやすくなったり、枯れ草が大量に残ったりすることもあります。
さらに、
「この家には長期間誰も来ていない」
と外から分かりやすくなることも考えられます。
空き家を残すのであれば、建物だけでなく庭も管理対象と考えた方がよいでしょう。
庭木が隣の家へ伸びていないか確認する
実家の庭に木がある場合には、枝の伸び方にも注意が必要です。
親が住んでいた頃には定期的に剪定していても、何年も放置すれば大きく成長します。
特に確認したいのが、
隣家の敷地
道路
電線などの周辺
への張り出しです。
隣の家に枝が伸びれば、近隣との問題になる可能性があります。
実家へ行ったときには、自分の敷地内だけを見るのではなく、敷地の外へ枝が出ていないかも確認してみましょう。
落ち葉が近隣へ飛ぶこともある
大きな庭木がある場合には、枝だけでなく落ち葉も問題になります。
自分の実家の庭へ落ちるだけなら掃除の問題ですが、
隣家の庭
雨どい
道路
などへ大量に落ちることがあります。
親が住んでいた頃にはご近所同士で特に問題になっていなかったことでも、誰も住まなくなって管理されなくなることで状況が変わることがあります。
空き家を長期間残すのであれば、近隣への影響も考えて庭木を管理しましょう。
害虫や害獣の問題が出ることもある
雑草や庭木が生い茂ると、虫などが発生しやすい環境になる場合があります。
また、地域や実家の状態によっては、小動物などが入り込むこともあります。
庭だけでなく、建物の隙間や床下、物置なども含めて確認が必要になる場合があります。
こうした問題は、誰も住んでいないと気付きにくいのが難しいところです。
久しぶりに実家へ行ったときには、庭の草だけではなく、
建物の周囲に変化がないか
も確認してみましょう。
草刈りは誰に頼めばいい?
自分で草刈りができない場合には、業者などへ依頼する方法があります。
地域によって異なりますが、例えば、
造園業者
草刈り・除草を扱う業者
空き家管理サービス
などがあります。
また、地域によってはシルバー人材センターで草刈りや除草などを受けてもらえる場合もあります。
ただし、対応する作業や料金、作業できる範囲などはそれぞれ異なります。
依頼する場合には、
草刈りだけなのか
草の回収・処分まで含むのか
庭木の剪定も必要なのか
を確認しましょう。
草刈りと庭木の剪定は別に考える
庭全体が荒れていると、
「庭を全部きれいにしてください」
と依頼したくなります。
しかし、
草を刈る作業
と
庭木を剪定・伐採する作業
では、必要な技術や費用が異なることがあります。
特に大きく成長した木を伐採する場合には、周囲の建物や電線などへの注意も必要です。
高い木については自分で無理に作業せず、専門業者へ相談した方がよい場合があります。
自分で草刈りをする場合も無理をしない
実家の庭だから自分でやろうと考える方もいらっしゃるでしょう。
小さな庭であれば、自分で管理できることもあります。
ただし、
真夏の作業
広い敷地
長期間放置された雑草
斜面
などでは、作業の負担も大きくなります。
また、草刈り機などを使用する場合には事故にも注意が必要です。
交通費をかけて遠方の実家へ行き、一日中草刈りをして帰ってくるということを毎年繰り返すのであれば、業者へ依頼した場合との費用や負担を比較してみてもよいでしょう。
遠方の実家は草刈りのためだけに帰ることもある
実家が近ければ、
「ちょっと様子を見てこよう」
と行くことができます。
しかし、新幹線や高速道路を使わなければならない距離ではそう簡単ではありません。
例えば年に数回、
交通費
高速道路代
場合によっては宿泊費
をかけて草刈りへ行けば、それだけでも負担になります。
さらに、仕事を休む必要がある方もいるでしょう。
遠方の実家については、
自分でしなければならないこと
と
現地の業者などへ任せられること
を分けて考えることも大切です。
作業後の写真を送ってもらう方法もある
遠方の実家の草刈りを業者へ依頼する場合、
「本当にきちんと作業してもらえたのか確認できない」
という不安もあるでしょう。
その場合には、依頼する前に、
作業前と作業後の写真を送ってもらえるか
確認してみる方法があります。
毎回現地へ行って確認する必要がなくなれば、遠方の実家を管理する負担を減らせます。
売却する予定なら庭はどこまできれいにする?
実家を売却することになった場合、
「庭を完璧にきれいにしてから不動産会社へ相談しなければ」
と思う必要はありません。
雑草や庭木がある状態でも、不動産会社へ相談することはできます。
まず物件を見てもらい、
売却活動を始める前にどの程度整理した方がよいのか
を確認してからでも遅くありません。
庭木についても、先にすべて伐採する必要があるとは限りません。
買主や売却方法によって考え方が変わる可能性があります。
解体する予定でも放置してよいとは限らない
いずれ実家を解体する予定なら、
「庭も全部なくなるから、もう草刈りは必要ない」
と思うかもしれません。
しかし、解体工事が実際に始まるまで数か月かかることもあります。
その間に雑草や庭木が伸び、近隣へ影響が出る可能性があります。
解体日が決まっていないのであれば、必要な範囲で管理を続けることも考えましょう。
庭を管理し続ける費用も実家の維持費
空き家の維持費というと、
固定資産税
火災保険
電気・水道
などを思い浮かべることが多いでしょう。
しかし、庭がある実家では、
草刈り
庭木の剪定
落ち葉の清掃
なども維持費の一つです。
前回の記事では、空き家になった実家の固定資産税についてご説明しました。
→「実家の固定資産税は誰が払う?親が亡くなった後・空き家になった場合を解説」
固定資産税に加えて毎年庭の管理費まで必要になるのであれば、
「この実家をあと何年間残すのか」
も考えてみましょう。
ご近所から連絡が来る前に確認する
遠方の実家でよく困るのは、自分では庭の状態が分からないことです。
そして初めて問題に気付くのが、
近所の方から連絡を受けたとき
ということもあります。
「枝がこちらまで伸びています」
「雑草が道路にはみ出しています」
と指摘されてから慌てて対応するより、定期的に状態を確認できる方法を考えておく方が安心です。
自分で行けないのであれば、親族や知人、業者などに確認をお願いする方法もあります。
庭の管理が負担になってきたら実家の今後を考える
草刈りそのものは小さな問題に見えるかもしれません。
しかし、
春になったら草刈り
夏にも草刈り
秋には落ち葉
庭木が伸びたら剪定
という管理は、実家を残している限り続きます。
特に遠方の場合には、
「実家を持っているだけで毎年何度も対応しなければならない」
という状態になることがあります。
その負担が大きくなってきたのであれば、
売却する
誰かが利用する
解体する
管理を業者へ任せる
など、今後について考えるきっかけにしてもよいでしょう。
よくあるご質問
Q.空き家の庭は年に何回くらい草刈りすればよいですか?
庭の状態、地域、季節、雑草の種類などによって異なります。
一律に年○回と決めるより、草の伸び方を確認して必要な時期に対応することが大切です。
Q.遠方なので自分で草刈りへ行けません
造園業者や除草業者、空き家管理サービスなどへ依頼する方法があります。
地域によってはシルバー人材センターへ相談できる場合もあります。
Q.隣の家へ庭木の枝が伸びています
放置せず、早めに状況を確認しましょう。
大きな木や高所の作業については、自分で無理に切らず専門業者へ相談することをおすすめします。
Q.売却予定ですが、庭木は全部切った方がいいですか?
必ずしも先にすべて伐採する必要はありません。
まず不動産会社へ相談し、売却するうえでどの程度の整理が必要なのか確認してから判断する方法があります。
Q.解体する予定でも草刈りは必要ですか?
解体まで時間がある場合には、その間に雑草や庭木が伸びることがあります。
近隣や道路などへ影響が出ないよう、必要な管理は行った方がよいでしょう。
空き家の庭の管理に困っている方へ
空き家になった実家は、家の中をそのままにしていても急激には変わらないかもしれません。
しかし、庭は季節とともに変化します。
雑草は伸び、庭木は大きくなり、落ち葉もたまります。
そして、実家が遠方にあれば、そのためだけに何度も帰ることが大きな負担になります。
まずは、
自分で管理できるのか
現地の業者などへ任せるのか
今後も実家を残すのか
を考えてみましょう。
庭の管理は、実家を所有している間ずっと続く問題の一つです。
「庭の管理だけでなく、空き家になった実家そのものを今後どうすればよいのか分からない」
という段階からでもご相談いただけます。
近畿地方またはその周辺地域に実家がある方の場合は、私がお話をお聞きしに伺います。
また、遠方にお住まいの方や、実家が近畿地方以外にある場合についても、久保が全国のご指定の場所に伺い、お話を聞かせていただきます。
まずは、どのようなご相談をお受けしているのか、ホームページをご覧ください。
空き家・実家の管理についてのお問い合わせ
まだ、
実家を残すのか
売却するのか
解体するのか
決まっていなくても構いません。
「遠方の実家を管理することが負担になってきた」
というところから、現在の状況をお聞かせください。
お電話でのお問い合わせ
0120-763-571
受付時間:9時~21時(年中無休)

