実家の写真やアルバムが捨てられない|片付けを止めない整理方法
実家の片付けを始めると、押し入れやタンスの奥から大量の写真やアルバムが出てくることがあります。
子どもの頃の写真。
家族旅行の写真。
親の若い頃の写真。
自分が生まれる前の写真。
そして、
「この人は誰だろう?」
という古い写真まで出てくることがあります。
家具や衣類であれば処分を決められても、写真となるとなかなか捨てられないものです。
一枚ずつ見ているうちに思い出がよみがえり、片付けの手が止まってしまうこともあります。
しかし、実家を売却したり家財を整理したりするのであれば、いつかは写真やアルバムについても考えなければなりません。
この記事では、実家から大量の写真やアルバムが出てきたとき、無理に捨てることなく、実家の片付けそのものを止めないための整理方法についてご説明します。
この記事で分かること
この記事では、
- 実家から大量の写真が出てきたとき最初にすること
- 写真を一枚ずつ確認しなくてもよい理由
- 残しておきたい写真
- 誰が写っているか分からない写真をどうするか
- 兄弟や親族にも確認した方がよい写真
- 写真をデータで残す方法
- アルバムをそのまま残すか写真だけ残すか
- 捨てることに抵抗がある場合
- 遺影に使えそうな写真
- 写真の整理で実家の片付けを止めない方法
についてご説明します。

対応地域について
実家の片付けについて、
「物が多すぎて、どこから手を付ければよいのか分からない」
「親の思い出の品を簡単には捨てられない」
「実家が遠方なので何度も片付けに行けない」
という段階からでもご相談いただけます。
実家じまいでは、家財を処分するだけではなく、
残すもの
家族へ渡すもの
売却できるもの
処分するもの
を整理していく必要があります。
また、不動産や相続に関する手続きなど、家財以外の問題が同時に出てくることもあります。
実家じまい・実家の片付けに関するご相談は、近畿地方または近畿地方周辺に実家がある方を対象としております。
現在お住まいの地域は問いません。
対応地域に実家がある場合は、近畿地方はもちろん、関東・北陸・福岡まで、私が皆様のご指定の場所へ直接お伺いし、無料でお話をお聞かせいただきます。
ご相談のためにお伺いする際の相談料や出張費はいただいておりません。
上記以外の地域にお住まいの方についても、まずはお問い合わせください。場所や状況を確認したうえで、個別に対応を検討いたします。
写真を見つけても、その場で整理しなくていい
実家の片付けで写真を見つけたとき、一番避けたいのが、
その場でアルバムを開いて一枚ずつ確認し始めること
です。
もちろん、時間に余裕があるのであれば問題ありません。
しかし、実家一軒を片付けなければならないときにこれを始めると、作業がなかなか進みません。
「これは残そう」
「この写真は懐かしい」
「この人は誰だったかな」
と考えているうちに、1時間、2時間と過ぎてしまいます。
そこで、まずは写真を整理するのではなく、
「写真・アルバムはここに集める」
という場所を一つ決めましょう。
判断は後で構いません。
「捨てる・残す」の二択にしない
写真の整理が難しい理由の一つは、
捨てるか、残すか
をその場で決めようとすることです。
迷う写真があって当然です。
そこで、
残す
処分する
今は決めない
の3つに分ける方法があります。
特に重要なのが、
「今は決めない」
を認めることです。
今決められないからといって、実家の片付け全部を止める必要はありません。
段ボール箱などを一つ用意して、
「写真・後で確認」
としてまとめておけば、家財整理を先へ進めることができます。
まず残したいのは「二度と撮れない写真」
大量の写真をすべて残すことが難しい場合には、何を優先するのか考えてみましょう。
例えば、
親の若い頃の写真
祖父母や親族と一緒に写っている写真
家族全員が写っている写真
結婚式など節目の写真
昔の実家や地域の様子が分かる写真
などです。
同じような写真が何枚もある場合には、その中から状態のよいものを残す方法もあります。
「何枚残すべき」という決まりはありません。
自分や家族にとって残しておきたいかどうかで考えて構いません。
遺影に使えそうな写真は別にしておく
親がまだ元気なうちに実家を整理している場合にも、親が亡くなった後に整理している場合にも、顔がはっきり写っている写真は少し注意して見ておくとよいでしょう。
将来、遺影などに使用できる写真が必要になることがあります。
正面を向いているものや、表情のよい写真があれば、他の写真とは別に保管しておく方法があります。
写真そのものだけでなく、スマートフォンなどで撮影してデータとして残しておくこともできます。
誰が写っているか分からない写真はどうする?
古い写真になると、
「この人、誰?」
という写真がたくさん出てくることがあります。
自分には分からなくても、親の兄弟や親戚なら分かるかもしれません。
特に、
親族が集まっている写真
結婚式
法事
昔の集合写真
などは、すぐ処分せず親族へ確認してみてもよいでしょう。
一方で、誰に聞いても分からず、家族の誰も残すことを希望しない写真まで、必ず永久に保管しなければならないわけではありません。
親が元気なら今のうちに聞いておく
親が施設へ入居したことなどをきっかけに実家を整理する場合、親本人に確認できるのであれば大きなメリットがあります。
例えば古い写真を何枚か持っていき、
「この人は誰?」
と聞くことができます。
すると、
「これはお父さんの兄さん」
「これは昔住んでいた家」
など、自分たちが知らなかった家族の話を聞けることがあります。
写真の裏に名前や撮影時期を書いておけば、後から見ても分かります。
大量のアルバム全部を親と確認する必要はありません。
分からないけれど残しておきたい写真だけ聞くくらいでも十分です。
兄弟だけで勝手に全部捨てない
自分には必要のない写真でも、兄弟や親族にとっては大切な場合があります。
特に、
家族写真
親の若い頃の写真
祖父母の写真
などは、処分する前に兄弟へ一度確認した方がよいでしょう。
最近であれば、写真をスマートフォンで撮影して、
「このアルバム、欲しい人いる?」
と家族のグループLINEなどで確認することもできます。
誰も希望しないことが確認できれば、処分についても判断しやすくなります。
アルバムそのものを全部残す必要はない
昔のアルバムは大きく、重いものも多くあります。
10冊、20冊となれば、それだけでもかなりの場所を取ります。
アルバムそのものに思い入れがなければ、
必要な写真だけアルバムから取り出して残す
という方法もあります。
ただし、古いアルバムでは写真が台紙に強く貼り付いていることがあります。
無理にはがすと写真を傷めることもありますので、その場合にはアルバムのページごと撮影したり、スキャンしたりする方法もあります。
写真をデータにして残す方法もある
「捨てたくないけれど、何十冊ものアルバムを置いておく場所もない」
という場合には、データとして残す方法があります。
例えば、
スマートフォンで撮影する
家庭用スキャナーで取り込む
写真のデジタル化を扱う業者へ依頼する
などです。
データ化すれば、兄弟や親族へ同じ写真を共有することもできます。
ただし、データだけにする場合には、スマートフォンやパソコン一台だけに保存するのではなく、バックアップについても考えておきましょう。
全部データ化しようとすると、また作業が止まる
ここでも注意したいことがあります。
大量の写真を見て、
「よし、全部データ化しよう」
と決めると、それ自体が大仕事になります。
数千枚の写真を一枚ずつスキャンして、ファイル名を付けて整理する。
これを自分で行えば、かなりの時間が必要です。
実家を片付けることが目的なのであれば、
「本当に残したい写真だけデータ化する」
という考え方でもよいでしょう。
写真の整理を完璧にすることが、実家じまいの目的ではありません。
写真を捨てることに抵抗がある場合
写真は普通の紙とは違い、
「人の顔が写っているものをゴミとして捨てるのは抵抗がある」
という方もいらっしゃいます。
その気持ちは珍しいものではありません。
自治体の分別方法を確認したうえで処分する方法もありますし、写真や思い出の品などの供養・お焚き上げを受け付けている寺院や事業者などへ相談する方法もあります。
大切なのは、
「捨てられない自分がおかしい」
と考える必要はないということです。
自分が納得できる方法を選べば構いません。
手紙や年賀状も一緒に出てくる
写真を整理していると、
手紙
年賀状
日記
賞状
通知表
子どもの作品
なども一緒に出てくることがあります。
これらも写真と同じで、その場ですべて判断しようとすると作業が止まりやすいものです。
そこで、
「思い出の品」
として一か所に集め、家財整理とは別に考える方法があります。
大切なのは「思い出の整理」と「家の片付け」を分けること
実家の片付けでは、
家具を処分する作業
と
親との思い出を整理する作業
が同時に起こります。
この二つを一緒に行おうとすると、なかなか進みません。
写真を見れば思い出すことがあります。
手紙を読めば、その頃のことを思い出します。
それは当然です。
だからこそ、
家の片付けを進める日
と
写真や思い出の品を見る日
を分けてもよいのです。
実家を売るからといって写真まで急いで捨てなくていい
実家を売却することになり、
「○月までに家の中を空にしてください」
となれば、家財整理には期限があります。
しかし、写真の整理まで同じ期限で終わらせる必要はありません。
迷う写真やアルバムだけ段ボールに入れて、自宅などへ持ち帰る方法があります。
実家から物を出すことと、
その物を捨てること
は別です。
家を空にする必要があるからといって、判断できない思い出の品まで急いで処分する必要はありません。
写真だけで何日も片付けが止まっていませんか?
例えば実家へ片付けに行くたびに、
アルバムを開く。
懐かしくなって見る。
数時間経つ。
結局ほとんど片付かず帰る。
これを繰り返してしまうことがあります。
その場合には、次に実家へ行ったとき、
写真は見ない
と決めてもよいでしょう。
アルバムや写真を一か所へ集めるだけ。
判断は後日。
それだけでも実家全体の片付けは進みます。
遠方の実家なら持ち帰る量を決める
実家が遠方の場合には、写真をすべて持ち帰ることも大変です。
車で行ける場合と、新幹線や飛行機で行く場合では事情も違います。
例えば、
アルバムは段ボール○箱まで
と決める方法もあります。
その範囲で優先順位を付ければ、
「全部残さなければ」
という状態から抜け出しやすくなります。
家財整理業者へ頼む場合は写真について先に伝える
実家の家財を業者へ処分してもらう場合には、
「写真やアルバムは処分しないでください」
と事前に伝えておきましょう。
また、
重要書類
貴重品
思い出の品
など、残してほしいものがある場合には、それぞれ明確に伝えることが大切です。
「見つけたら置いておいてください」というだけではなく、可能であれば残すものを置く場所を決めておくと分かりやすくなります。
写真の整理に正解はない
写真を、
100枚残すのが正しい
全部データ化するのが正しい
古い写真は全部捨てるべき
という決まりはありません。
大量の写真をすべて残す家庭もあれば、数十枚だけ選んで残す家庭もあります。
重要なのは、
家族が納得できる形を選ぶこと
です。
そして、すぐに判断できないのであれば、
今は決めない
という選択もあります。
よくあるご質問
Q.親のアルバムが何十冊もあります。全部確認した方がいいですか?
必ずしも一度に全部確認する必要はありません。
まず一か所へ集め、家財整理を進めた後に写真だけ確認する方法もあります。
Q.誰が写っているのか分からない写真は捨ててもいいですか?
親や親族へ確認できるのであれば、一度聞いてみてもよいでしょう。
特に古い家族写真などは、自分には分からなくても親族が知っている場合があります。
Q.兄弟に確認せず写真を処分しても大丈夫ですか?
家族写真や親・祖父母の写真などについては、処分前に兄弟へ確認しておいた方が後のトラブルを防ぎやすいでしょう。
Q.アルバムが大きすぎて置いておけません
必要な写真だけ残したり、スマートフォンやスキャナーなどでデータ化したりする方法があります。
Q.写真をゴミとして捨てることに抵抗があります
自治体のルールに従って処分するほか、写真などの供養やお焚き上げを扱っている寺院・事業者などへ相談する方法もあります。
写真が捨てられなくても実家の片付けは進められる
実家の写真やアルバムは、単なる荷物ではありません。
家族の歴史そのものでもあります。
そのため、
「捨てなければ片付かない」
と無理に考える必要はありません。
まず写真を一か所へ集める。
今すぐ決められるものだけ判断する。
迷うものは残す。
必要なら自宅へ持ち帰る。
そして、実家の片付けそのものは先へ進める。
これで構いません。
思い出を整理することと、実家を整理することは同じではありません。
写真一枚の判断で家全体の片付けが止まってしまわないよう、分けて考えてみましょう。
実家の片付けでは、写真だけでなく家具、衣類、仏壇、重要書類、不動産など、さまざまな問題が出てきます。
「何から手を付ければよいのか分からない」
という段階からでもご相談いただけます。
近畿地方またはその周辺地域に実家がある方の場合は、私がお話をお聞きしに伺います。
また、遠方にお住まいの方や、実家が近畿地方以外にある場合についても、久保が全国のご指定の場所に伺い、お話を聞かせていただきます。
まずは、実家の今後をどのように整理していくのか、ホームページをご覧ください。
実家の片付けについてのお問い合わせ
まだ、
何を残すのか
何を処分するのか
実家を売るのか残すのか
が決まっていなくても構いません。
「親の物が大量に残っていて、自分たちだけでは整理できそうにない」
というところから、現在の状況をお聞かせください。
お電話でのお問い合わせ
0120-763-571
受付時間:9時~21時(年中無休)

